30代女性 頚椎椎間板ヘルニア
重い物を持って階段を踏み外したことから首に激痛が走り病院受診。 手術を勧められたが別な方法はないかセカンドオピニオンを取りたいと思っている。病院選びをするためには何をどう評価すれば良いのか?マスコミが出版しているお勧めの病院が書いてある本を全て買い込み、病院選びの方法が書かれている本も買った。でも、情報はあっても実際にどうしたら良いのか分からない。医者に聞いても満足する答えは得られないし、面倒な眼で見られる。助けて欲しい。
と、医療コーディネーターに相談。
患者は書籍を読み漁り、病院選びをするために医師へ山のような要求をしていた。外来受診時に主治医へ病院の感染対策から入院時の看護師・看護助手の配置数、外来受診時のカルテを全て開示してコピーして渡して欲しい、など、その内容は多岐に渡っていた。それらの要求は全て初めてのことに対する不安のためであった。
医療コーディネーターは、病院へ要求をする前に、その行動が医療者側にはどんな風に感じられるのか、を説明。また、マスコミが出している情報と現実との乖離について話した。そして不安を解消するためには患者にとって本当は何が必要なのかを話し合った。彼女にとって手術の成功が一番の不安材料であり、失敗の可能性を出来るだけ軽減したいとの思いからこのような行動を取っていたことが分かった。
そこで医療コーディネーターとの話し合いでは、医療は100%ではないこと、どんなに完璧に準備をしていてもリスクは必ずあることなどを改めて確認し、手術への気持ちを固めていった。患者は話し合っていく中で、一人ではどうしても抱え切れなった不安感が言葉にして話すことで徐々に薄らいでいったと言った。
彼女は医療の現実を知ることで心構えができたことから手術への心の準備ができたと言った。彼女はこれから数ヶ月後に無事手術を終え、経過も順調である。
医療コーディネーターによる医療相談
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