ご相談事例

60代女性 ストレス性疾患

Aさんは以前よりお腹の痛みがひどく、起きていることが苦痛で仕方がないので寝てばかりの生活を送っていた。何か病気が隠れているのだろうと思い、何度も病院へ足を運んで検査を受けているが、結果はどれも異常なしであった。

お腹はどんどん膨らんできていて、このまま破裂するのではないかと思うほど。このままでは手遅れになってしまうのではないか、もう長いこと生きていることはできないのではないか、医師は家族にだけ本当のことを話していて、私には悪い結果を隠しているのではないか、と様々な不安が立ち込めて、いてもたってもいられなくなった。家族に聞いても「先生は特に何も言っていないし、お母さんの体は問題ないと思う。気にしすぎじゃないか。」と言って取りあってくれない。

そして医療コーディネーターへ相談があった。

これまでカウンセラーや心理相談員、漢方医などあらゆるところに相談してきたが解決出来なかった。主治医の前では言いたいことがあっても言葉が出てこない。家族も今の主治医も信頼できないから別の病院できちんと検査を受けて病名を見つけて欲しい、という依頼であった。

そこで医療コーディネーターは、これまでの経過を振り返り、なぜ検査の結果異状がないにも関わらず不安が解消されないのかを話し合った。そして、今の検査は不十分であると感じていること、なにより身体の辛い症状は実際存在するのでそれに対してどのような対処をすべきか、を医師に教えて欲しいと考えていることが明らかになった。

そこで、医療コーディネーターは医師との診察の場に同席し、患者さんが医師に伝えられない言葉を正確に口添えし、診察室で医師が言った言葉を記録して患者さんへ手渡し、診察後にふたりでじっくり振り返った。医師の診断は、患者さんの病気はストレスが原因であり命に別条はない、ということであった。

しかし、Aさんはにわかにその事実を信じることは出来なかった。体調が良い時は事実を認めることが出来ても、腹痛が始まればやはり嘘ではないかと思うのである。そこで、週に一回定期的に会い、医師の言葉を思い返すこと、病気への対処の進み具合を定期的に確認すること、などを通じて患者さんが病気に向きあう何かが変わっていくようなきっかけ作りを行った。

Aさんは医師から言われた通りに日常生活を改善するよう努力し、面談では自分の不安な気持ちを何度も繰り返し話した。すると面接を重ねるにつれ、徐々に腹痛の起こる回数が減り、身体が楽になってきた、とのことである。医療コーディネーターも変化の実感を伝えた。Aさんもうまくいっていることを感じてもらえたことで、気持ちが前を向くようになり、自分は命にかかわる病気ではない、という医師の言葉を信じることができるようになってきた。

Aさんは、ストレスを解消して病気に向き合うのは自分だが、身体症状がある場合は、医療に詳しい人間に相談にのって欲しいと思っている。症状があるのに「ストレスが原因で病気ではない」と言われるのは、自分がおかしくなってしまったように感じて辛い。医療コーディネーターに相談しなければ、あのまま病名をつけてくれる医師を探してドクターショッピングを続けていただろう、と言った。

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